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ごあいさつ

幼い頃に聞いた話、目に触れる森羅万象、誰に聞いたのか、何処で見たのか、何という本だったのか…
それが何かと言うのは、定かではないけれど大人になった今でも何故か心の奥底に残って今の自分を作っている。そんな大切な何かが誰にでも一つや二つあ
るものです。けれど今の私たちは、テレビやインターネット、ゲーム機、携帯電話などから余りにも多くの情報が無造作に氾濫しすぎて、大切な何かを見つけにくくなっているのではないでしょうか。

1979年に『劇団青い鳥』を創設以来、変わらぬ思いを胸に劇団員一同 一意誠心活動を続けて参りました。日本中の子どもたちに生の芝居を通して演劇を観る楽しさを知ってほしい、物語と共に泣いたり笑ったり怒ったり、隣の友人と共にたくさんの「何か」を感じてほしいと心から願い、全国を巡演し延べ6000公演300万人の子ども達と触れあってまいりました。

けれど子どもたちが生の舞台を観る機会はそう多くはありません。真に心を打つ作品に巡り会うことは本当に数少ないものです。
「今日観たお芝居、
面白かった!」「悔しかった!」「楽しかった!」「泣けちゃった!」そんな思い出が何十年か経ったある日、みなさんの心の中で何か温かいものを生み出してくれると信じています。これからも、皆さまが感動し心躍らせる作品創りに精進いたしまして、更なる飛躍を目指し全国に芸術の輪を広げていきたいと思っております。

教育に欠かせない 文化芸術の光