新作　ファンタジー舞台
只今絶賛上演中

～ものがたり～

ここは永遠の国ネバーランド。そのネバーランドの東にあるのが おかしな島 ”イーグスタス島”。
この島には不思議がいっぱい。ここではみんな なんにだってなれる。王様、貴婦人、お姫様、時計屋に、仕立て屋に、つりの名人、それに大どろぼうにだってなれる！
子ども達は毎日、したいことを好きなだけしていられるのです。
ただ一つ、決してやぶってはいけない”決まりごと”がありました。
それは恐ろしの森の向こう側にある まくらやみの洞窟 には決して入ってはいけない。ということ。でも、やっちゃダメって言われるとやりたくなるのが子どもってもの！
――――のはずなのですが・・・子ども達はなぜだか決まりをまもり、毎日平和に暮らしていました。
けれど、ついにそんな平和な暮らしをぶち壊すやつが現れたのです。

狙ったものは何でも奪う、大海賊とその名も高い”キャプテン・フック”。
手下のスミーをしたがえて７つの海をただまわり、このイーグスタス島にある世界一の宝を盗みにやってきたのです。
しかし海賊たちは世界一の宝がこの島のどこにあるのかさっぱり見当がつきませんでした。
そこでネバーランドの子ども達に宝を見つけさせようと、マーガレットを人じちとして盗むことにしたのです。
ですが子ども達にも宝のありかは分かりませんでした。
ただ一つの手がかりは、ピーター・パンが残していった暗号の地図。
そして、その地図が指し示すのは、なんと、あの恐ろしの森の向こう側にあるまくらやみの洞窟なのでした・・・

さぁ、ネバーランドの子ども達！
力を合わせて、島の宝を守りぬけ！！！
かしこいジャックをリーダーにネバーランドの子ども達が海賊相手に大奮闘！

親愛なるジェームズ・マシュー・バリ（１８６０－１９３７）

今から１００年以上も前にイギリスで初演を迎えた不朽の名作、舞台『ピーター・パン～大人になりたがらない少年』。
この舞台は、かつて上流階級だけの娯楽として楽しまれてきた演劇に革新をもたらしました。常識をくつがえし、今までは劇場へ行って芝居など観ることがなかった庶民や子ども達さえも楽しめる世界初のお芝居として幕をあけたのです。
”永遠の国ネバーランド”を舞台に、妖精となった子どもピーターがインディアンや人魚達に助けられ、海賊相手に戦いを繰り広げるこの物語は、私たちがお届けする‘子ども達のための演劇‘の礎となりました。作者Ｊ・Ｍ・バリにとって、この”永遠の国ネバーランド”とは若くして亡くした彼の兄や、その子を忘れられぬ母を慕う想い、また生涯をかけて愛した隣人の子ども達への深い想いが創りだした、希望の国だったのではないでしょうか。
さぁ、この夢の世界”ネバーランド”を舞台に新たな物語が始まります。
青い鳥が描くゆかいで痛快な物語！是非ともお楽しみください。

お申し込み・お問い合わせ

公演作品TOPへ